株式会社きっとすきは杵築の豊かな海の幸・山の幸を全国にお届けする地域密着型商社です。

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新米社長のきつきのきづき

文化の輸出入も商社の仕事。

2018年12月3日

11月の27日、杵築(きつき)市の杵築小学校で「Soda」というユニークなワークショップが催されました。ワークショップというのはただ単に個人で授業や研修を受けるのではなく、グループで参加し、参加者自らも手を動かし、体験しながら学び合う双方向型のトレーニングです。

「Soda」は「Seeds of Design Award」の略、文字通り「デザイン賞の種を蒔く」の意で、JCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)が8年ほど前から取り組んでいる全国の小学校への出前授業(ワークショップ)です。もう30回を超えています。その「Soda」が大分県で初めて杵築小学校で約20のグループに分かれた6年生全員を対象に1日催されたのです。

テーマは「自分たちが考える杵築商店街」。この日は東京から著名なJCDの空間デザイナーが約10名、九州各地からJCDの九州支部のこれまた著名な空間デザイナーが約10名集まりました。子供たちは初めの2時限は「空間をデザインすることの楽しさ・面白さ」と「証明が空間を彩る不思議さ」について講義を受け、3・4・5時限はいよいよ1か月前からグループで温めてきたアイデアを皆で形にする作業です。店舗の模型作りに使う材料は全て、例えばタイルやボードや壁紙やフローリングなどは全国のJCD会員社がこのワークショップのために提供したプロが使う本物です。各グループに付く講師の先生は子供たちが困ったときだけアドバイスをし、決して大人の目線で指導はしません。途中子供たちと一緒に給食を食べ、いよいよ完成した自分たちだけの店舗のお披露目です。「杵築海鮮店」「きつきの湯」「杵築の歴史を楽しみいながら美味しい杵築のお茶が飲めるカフェ」などなど素晴らしいお店が勢ぞろい、子供たちが考える杵築の新しい商店街が誕生しました。

この取り組みの素晴らしいのは、全て(東京からの交通費、宿泊費、食費、そして前述の材料費も)JCDの持ち出し、ボランティア活動という点です。どうしてこのワークショップが杵築市で催されたかというと、弊社「きっとすき」のロゴマークを作ってくださった鹿目デザイン事務所の執行役員・鹿目久美子さんがこのJCDの理事で、ロゴ制作のために訪れた杵築市をいたく気に入って下さり、ぜひこの杵築でとおっしゃってくださったからです。それに応えてくださった永松市長はじめ市の関係者の皆様、教育委員会の皆様、そしてなによりも先生方に心からこの場を借りて感謝申し上げます。

でも一番素敵な体験をしたのは杵築小学校の6年生の皆さんです。新聞や雑誌で名前しか知らない大先生が、熱心に皆さんのアイデアに耳を傾けて下さり、身近に声をかけて下さる。皆さんの中から世界のデザイン賞を総なめにする空間デザイナーが必ずや出現することでしょう!この素晴らしい取り組みの実現に微力ながらお手伝いできたことを、地域商社「きっとすき」は誇りに思っています。